LET THERE BE MUSIC

自分の好きな音楽、アーティストに対する考察。まずは自己満

隙を見せる

 人としての隙を見せるということを僕は意識してやっている。他人から完璧な人に思われたい人や、仕事上のマウントにこだわっている人をみると何してるんだろうと不思議になる。人間が誰かに魅力を感じる時、それはその人の能力から来るものではなく、その人の人間性を感じる時だと僕は思う。だから、他人から求められる自分像を完璧な人としてコントロールしようと思うのではなく、ツッコまれてなんぼの面白い人だと思われた方が断然得だ。この方法の何が良いかというと他人との競争や、マウントの取り扱いに巻き込まれないので、そもそもの敵がいなくなるという利点がある。

 たしかに、行き過ぎると他人から舐められたりする嫌いがあるが、そんな奴はそもそも僕自身のことなど理解できずに、僕の演じるお笑いとしてのキャラクターに騙されて僕のことを自分より下の人間だと思い込んでいる本当のバカなので、気にしなくてよろしい。あまりにもバカが騒ぐようであれば不快感を露わにして脅かせばよいし、そいつをそもそも相手にしないようにしたり、場合によっては逃げるまでだ。人間は誰かより優れていると自分を評価してポジティブになりたいという悲しい生き物なので、こんなところでバカに救いを与えてやることも大事なことだ。